かっぱ巻きと鉄火巻き

 
 近畿不動産販売とRe・sumaiとbague-NYは毎月1回全体行事を行うのですが、ある時は駅前でチラシ配布、ある時は著名人の講演会のビデオ鑑賞、ある時は会議など、その内容は各回毎にテーマを決めて行います。そんな全体行事は毎回ではありませんが、終了後に慰労を兼ねて食事に行くのですが、前回は全員でチラシのポスティングをした後、業績も比較的良かったので、今回は特別にすし屋さんで食事をしました。普段、かなり多忙に駆けずり回って仕事をしてくれているものですから、なかなか定時に全員が集まることは難しいのですが、何とか最後にはほぼ全員が集まって懇親できました。そのお店は食材が素晴らしく、その分お値段もそれなりにする(この食材にしてはすごく安いのですが)ものですから、普段はなかなか伺うことができませんので、皆はこの時とばかりに舌に贅沢をしていただけたようです。
 そんな食事も進み、酔いも回ってきたときある人が食事の〆に「かっぱ巻き」を注文していたので、それをつまんだまた別の人がこう言いました。「かっぱ巻きは好きやけど、自分では勿体なくて頼まれへん」と。それを聞いては私も完全に同感と思い、その話に乗りました。「かっぱ巻き」を頼んだ人やその他の人は、普段ご飯とキュウリとは一緒に食べることはないのに、キュウリとすし飯と海苔のコラボレーションが何でこんなに旨いのか、うまいから毎回必ず注文すると言うのですが、私と頼めないと言った人は、確かに美味しいし食べたいが、すし屋に来て中身がキュウリなんて物を勿体なくて注文できない、増してや、鉄火とかっぱの値段差(その店では50円差)を考えたらとてもじゃないが注文する勇気が出ないというのが同意見でした。
 その同意見だったのは、私と私の弟でした。やっぱりこんなところに幼少期からの環境が出るんですよね・・・。