花火大会

 今年も暑い夏が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?こんな夏真っ盛りの楽しみといえば、海水浴やキャンプなどアウトドアが多くなりますが、各地で開催される花火大会も一種のアウトドアといえばそうなのかもしれません。先日我が名張市でも市制60周年を迎えた記念の花火大会が過去最大規模で行われました。私は個人的には人ごみが苦手なのですが、最近は年に1回は有名な花火大会に行くようになりました。  
 そんな花火大会に行っていつも思うのは、運営に関わる沢山の方々が多くの時間をかけて準備し、更に花火にかかる多額の費用は勿論の事、運営にかかる費用をもかけながら、運営委員会の方々は殆どが所謂ボランティアで運営されています。それを大多数の運営に関係のない方々が、「無料」で観覧されています。また、そんな観覧者の中には運営されている方々に感謝の気持ちなど微塵にも感じることなく心無い行動をとる方も少なくなく、次の日の早朝から運営者の方々は、ゴミ拾いをすることが恒例となっています。これは地元の活性化という目的があるためで、何のメリットもないなら誰もこんな努力をする事は無いとは言え、どの花火大会でも悩みの種の「運営費」が不足している中で、観覧者に花火は「タダで見れるもの」という認識を改革していかなければ、これからはより良い花火大会が開催できなくなる可能性があります。確かにすべての人から観覧料を徴収することは不可能でも、花火大会に入る道路の入り口に徴収ポイントを設置して、金額は任意にでも入れてもらうような関所を作れば、その徴収したお金は、来年の花火大会で使用でき、今まで以上に良い花火大会が運営できるようになります。そうなれば、今まで以上に来場者が増えるため、またその次の年には、更に良い花火大会が開催されるという良い循環があるかもしれません・・・。