引越し

 最近引っ越しをしました。というのも私ではなく、私と母が所有し、母だけが住んでいた2世帯住宅から、母が引っ越すのを段取りしたのですが、百合が丘から百合が丘への引っ越しだったのと、引越し業者さんに依頼したので、まあ、そんなに手間でもないかとタカを括っていたのですが、とんでもございません、引越しというのは相当な体力と気力と手間とお金がかかるものというのが身に染みて体感できました。いくら重たいものは運んでくれるとは言え、小物の箱詰めや要不要物の整理、また、新居での必要物の買い物などやることが沢山ありすぎて体中が筋肉痛になりました。
 当初は箱詰めなども依頼しようと思いましたが、全部持っていくならそれもよかったのですが、これを機に不要物の処分を思い切ってやろうと思ったので自分で箱詰めするしかありません。また、2世帯分の家電や家具は一つにするために不要物はリサイクルショップに買取をお願いしたのですが、お金になるのはほんのすずめの涙程度です。  
 そんな引越しをして昔を思い返しますと、私の幼少の頃は東大阪の借家で12坪3Kの長屋に兄弟5人と父母、祖母に叔父叔母の計11人が住んでいました。それが桔梗が丘に引越しする際には、兄弟5人と父母、祖母と叔父の9人で28坪5DKの新築建売一戸建てになり、次は私と妻と父母、祖母の5人で百合が丘の新築建売40坪5LDKに住むことになり、その後私の転勤で私が住むことなく父母のみで注文住宅67坪4LDK+3LDKという二世帯に住むという、家はどんどん広くなっていくに従って、住む人数が減っていくという、何とも人生ってうまくいかないものだと実感のできる住み替えをしてきました。
 そして今回は完全に母一人で47坪3LDK+納戸という空間を独り占めするという贅沢を手に入れはりました。ただ、今回は新築でなく中古住宅ではありますが・・・。