スマートフォン

 巷では、スマートフォンとやらが流行っているようで、携帯電話は既に時代遅れなどと言われるようになってきました。以前にどこかで見たサラリーマン川柳では、「ケータイに やっと慣れたら スマートフォン」みたいな作品が賞をとっていたように思いますが、我々オヤジ世代にとっては、やっと時代の最先端機器に慣れたころには、既に更なる最先端機器が流行っているという、辛い時代になってきました。そんな風潮がありますと、ほんの少しだけですが天邪鬼な性分のある私は、あと2年くらいは携帯電話を意地でも使ってやる、と周りに言い回っていたのですが、先日残念ながら携帯電話を水溜りに落としてしまい、今更どうせ買うならとスマートフォンを購入しました。
 購入してすぐは、全く操作方法の違う機器ですから当然扱いにくく感じましたが、使っているうちに操作方法というよりも、この機械でできることの便利さに、もう既にスマホを手放せない状態になってしまいました。スマートフォンというのは、今まで携帯では画面が小さすぎて使いづらかったインターネットでの調べものや、会社用のメールの受信、フェイスブックのチェックにインターネット動画や配信映画の鑑賞、ゲームや翻訳、スケジュールの管理など、小さいパソコンとテレビを持ち歩いているようなものです。それでもまだまだ私の知らない使い方がたくさんあり、その機能の100分の1も使いこなせてないと思います。と言いますか、世間でもスマートフォンの用途、使途については電話機能以外は未だ確立されていないようですので、これからは今までに思いもよらないような使い方や分野で活躍する日も遠くないことでしょう。
 そんな、どんどん便利になる世の中というのは、一体どこまでいけば終着点になるのでしょうか・・・。