パソコン

 私だけかもしれませんが、つい5年前くらいまでパソコンといえば、書類を作成したり、顧客入力したり、分析をしたりと、それまで手書きや手計算していた煩雑な作業を、綺麗に素早く処理をする機械としてだけ利用するにすぎませんでした。それが今では、仕事はもとより私生活において無くてはならないものになってしまいました。以前からも、ある意味そうではありましたが、それでも使わない時間も多く、数名で1台を共有していたものが、今では一人1台どころか、ビジネス用、プライベート用、モバイル用などそれぞれの用途で持つ人も少なくありません。そうなった理由は明らかで、以前はインターネットをしていなかったのが、今ではパソコンに向かう時間の殆どをインターネットで占めるようになってきたためでしょう。
 インターネットというのは、なかったときは当然に何も不自由など感じていなかったものが、一度やり始めると、ネット環境が無ければものすごく不自由に感じてきて、用があろうが無かろうが関係なくヤフーのページを開けています。ネットというのは、人に聞くより早く、正確な情報が入手できたり、新聞やニュースで見聞きするよりも早くニュース情報を入手できたり、出向いて買物するよりも安く、しかも自宅まで届けてもらえたりしますので、私には既に仕事は勿論の事、プライベートでも無くてはならないものとなってしまっています。
 携帯電話同様、今までに私たちの生活の中に無かったものが、ものすごく早いサイクルで無くてはならないものになってきています。この先、こういった便利グッズは一体どこまで私たちの生活を便利にし、一体どのくらい開発されていくのでしょうか。
 しかし、それを深く考えれば、それが本当に「人」にとって良い事であるのか、解りませんね・・・。