外食

 よく昔から「外食ばかりしていたら、栄養のバランスが取れないし、体に悪いからちゃん家で食べなさい」的な発言をよく聞きます。確かに外食をしていますと、どうしても自分の好みのものだけをついつい注文してしまいますし、添加物や油分、塩分、糖分などが多く入った料理も多いと思いますので、その意見は一理あると思います。そういう私も妻が亡くなってからはほぼ外食のみですので、(同居の母親の名誉のために申し上げますが、決して作ってくれないのではなく、私が頑なに食事を作られるのを断っているためですので。)夕食にファーストフードなどで済ませていたりする場合も結構多いですが、日々の行動範囲は限られていますので、それが長く続きますと飽きてくるのと少しはバランスを考えて??野菜や普段の外食では決して食べることのなかった品目を注文したりしてくるようになりました。
 そう考えますと、子どもがこれしか食べないからとか、これが嫌いだからと、子どもや自分の好みだけで食事を作っている家庭の食事より、ちょっと自分でバランスを考えた外食のほうが、結果的にバランスが取れていたりするかもしれません。もっと極端に言いますと、外食や弁当などには添加物が多く含まれていて健康に悪いという事実はあるかもしれません。しかし、以前中国産で話題になったような残留農薬いっぱいの野菜や食材や、養殖で抗生剤をいっぱい含んだ魚や現段階では治療方法のない細菌が入った食肉などの食材に、化学合成された調味料や料理の腕を隠すための塩、砂糖、油などをふんだんに使って作った家庭の食事と、どちらが健康に良いのかは、誰にもわからないのではないでしょうか?とか言いながら、まあまあいつもながらこんな屁理屈を書いている私は、今の自分の行動を正当化しようとしているとしか思えませんよね・・・。