殺人請負会社

 先日、ヤフーのニュース欄を見ていますと、以下の記事に目が留まりました。
「ブラジルで殺人の請け負い会社が摘発され、殺し屋の「社員」、およそ20人が逮捕されました。ブラジルの警察当局によりますと、この会社はブラジル北東部に本社を置き、5年以上にわたって、週平均3、4人、年間およそ200人を殺害していました。殺人1件あたり日本円にして6万円から30万円で殺人を請け負っていたということです。逮捕された「社員」の中には現役の警察官7人も含まれていて、殺人の証拠隠滅まで行っていたとみられています。捜査当局は、ブラジル国内にこの会社の「支店」があるとみて捜査しています。」
 この記事の扱いは他の芸能ニュースなどよりも非常に小さく、また他のソースでも同じ情報しかなかったのですが、これってものすごいことだと思いませんか?例えば本当に極端にいえば、今まで普通にお付き合いしていたお隣の方とゴミの出し方で揉めてしまい、非常に感情的になったとします。そこで隣の方があまりにも腹の虫が収まらないので何とかすっきりしたいと考えているときにこの「会社」の事を思い出して、5万円でお隣さんを殺してくれるならと殺人の依頼してしまう、こんなことが簡単にできてしまうのです。ブラジルの法律でこれが罪なのかどうなるのかは知りませんが、日本では当然に罪になりますし、道徳的に簡単には依頼しないでしょうが、法律で裁かれるとは言っても、こんなことが頻繁に周りで起きていますと、少し揉めただけで「殺されるかも」と思えば、「じゃあ殺されるより先に殺してしまえ」となってもう収拾がつかない状態になってしまいます。
 しかしブラジルではもうこれが当たり前なのかして、何と記事にあるように「支店」まであるということですが、日本は大丈夫なんでしょうか・・・。