毛虫やカエル★なるほど!の1話

 朝夕が肌寒く昼にはぽかぽか陽気のこの季節に車を走らせていますと、冷房と暖房の切り替えを頻繁に行うようになり、今の季節は一体どっちにせなあかんねんや?毎年どっちにしてたんやろか?とよく考えます。そんな季節にほかに感じることは、よく毛虫を曳きそうになることです。特に山中の道路では「毛虫」がたくさん這っている姿を見かけます。道路の右側から左側に這っているものや、反対に左側から右側に這っているものまで様々ですが、こんなに危険な挑戦(彼らはそうは思ってはいないでしょうが)をしてまで、この毛虫たちはその道路の向こう側に、いったい何を求めているのでしょうか?例えば、道路の左側で生まれた毛虫は右側に行かなければ成虫になれないとか、道路が暖かいのでただ単に道路に出たいだけなのかよくわかりませんが、不思議に大量に道路上で這っています。
 そんな毛虫をよけながら運転していて「あれ?ちょっと待てよ」と思ったことが、この毛虫たちは道路の右側から左側へ行くか、左側から右側へ行くしか見たことがなく、道路を進行方向に進んでいる姿や、逆に向かってきている姿を見たことがなかったのです。しかしその時は、恐らくそんなに注意深く見ていないからだろうなと思ったんですが、それから毎日注意深く毛虫の動きや向きを観察していましたら、百歩譲って若干斜めに動いていそうな毛虫はいましたが、真っ向から向かってくる毛虫や、私の進行方向に向かって進む毛虫は一切いませんでした。それがわかってネットでその理由を調べてみましたが、どこにも掲載されておらず、非常にモヤモヤとした気持ちになりました。その他にも道路を横断する生き物には雨の日のカエルもいます。そういえばカエルも道路を左右に横断するイメージがありますが、カエルも毛虫と同じで縦には進まないのでしょうか・・・。