参議院議員選挙

 最近私も歳を取ってきたせいかどうかわかりませんが、今まで一向に腹が立たなかったことが、無性に立つようになってきました。逆に今まで腹が立っていたことが立たなくなってきたりしています。そんな腹の立つことの一つに政治に関することがあります。
 それは普段であれば「またやってるよ」とか「そんな無責任な」などと思っても何もなく過ごしてしまうことが政治の世界ではたくさんあって、何かしら半ば諦めのような気持で見ていますが、選挙が近づいてきた途端に与党は、選挙対策のみとしか思えないような子供だましのリップサービスで国民を愚弄しています。それが年金問題にしても政治資金問題にしても問題発言にしても税金にしても全てそうです。
 今までの政治的な問題は私たち国民に関係はあるとはいえども、直接的に関係がないことが多かったのですが、今回は年金問題や消費税率引き上げや所得、住民税など生活に密接にかかわる問題がたくさん出てきましたので、国民の関心度は日増しに高くなってきているように思えます。そんな中で先述しましたように与党は、本当に全国民を幼児程度にしか思っていないのでしょう、子供だましの発言と場当たり的な対策を繰り返し、何とか選挙を乗り越えようとしているのでしょうが、その対応や発言に無性に腹が立ってきます。今まで選挙が近くない時期には放っておいた事柄や問題を、さも大切な事のように対応している態度が、更に国民を馬鹿にしているように見えます。また野党にしても、これだけ国民の信頼をなくしている与党に対し、決定的な対策や発言ができず、重箱の隅をつつくような事柄で攻撃している姿にも心底呆れます。
 そんなこと言うならお前がやってみろ、と言われそうですが、ひとごとですから偉そうに言えるんです・・・。