仮免許運転中

 「仮免許運転練習中」と書かれた車が、この季節かなりの台数が走り始めます。私自身も十数年前に合宿免許を申込み、長崎で普通車免許の教習を受けました。「ようやく車に乗れる。」という期待を胸に、あっという間の16日間でした。
 その時に受けた教習所での授業は、第1段階(確かこう呼んでいたと記憶していますが)は基礎中の基礎のため、誰しもが通らなければならない道として大変重要な段階であったと記憶していますが、その後の教習については「実際、こんなスピードや、こんな杓子定規に運転するもんやないで」と思いながら運転していました。実際に免許を取得して路上で運転をしたときには、すっかり教習所での教えは頭の隅からもなくなっていましたし、万一教えの通り運転しようものなら、クラクションの嵐の中、逆に交通の妨げになって危険だったでしょう。
 つい先日、話をしている中で、防災訓練の話が出ました。「防災訓練」とは読んで字のごとく災害を最大限に防ぐための訓練です。それが、皆さんも職場や学校、地域の集会で何度か体験されていると思いますが、「これで本当にいいの?これが実際の災害時に機能する訓練なの?」と思うような訓練が多かったと思います。近年に起きると言われている日本各地の大震災に向けて不安だけが残ります。 今の社会では、こんな事柄を挙げればいくらでも挙げることはできます。
 それは恐らく、現在必要とされる事柄に応じた改善をしない関係各所の努力不足もあると思いますが、実際に被害を被ったり、当事者になるはずの国民の方々が、真剣に改善を要求しない事が一番の原因だと思います。 そんな中、そう思い立った私は、何か少しでも改善したり、意識改善ができればと、平成15年2月に行われる「七市町村合併の住民投票」について、自分たちのまちの事だから自分たちの意見を反映させる為に投票へ行こう、という「市民投票啓発市民活動グループ」で活動を始めました。賛成・反対ということでなく民意を行政に反映させようという会です。
 我こそはと思う方、ご興味のある方、お気軽に左記までお問い合わせください。 お待ちしております。
TEL:0595-63-1616 (社)名張青年会議所内 「市民投票啓発市民活動グループ」