従軍慰安婦問題

 それまであくまでも疑念であったことを、確信のように報道し、今では日韓の外交問題に発展までしている日本軍の従軍慰安婦について先日、その報道を行った朝日新聞がその報道の真偽に関して、偽りであったとするお詫び文を紙面に掲載しました。これに関しては過去の出来事ですので、今となっては真偽の確認が非常に困難な事柄であることは明白です。ただ、朝日新聞がなぜ今になってそんな報道をしたのでしょうか?今まで、韓国の大統領や国民、当事者であった女性の発言などで、日本がどれだけ非難されてきたことかは皆さんご存知の通りです。もしその報道をもっと早い段階で検証を行い、過ちを認めていたなら、ここまで非難されることはなかったのかも知れません。しかし、それを良く考えてみますと、もし朝日新聞が認めたように本当に事実の捏造だとすると、韓国のメディア、国民、当事者や大統領は、なぜあそこまで日本を批判できたのでしょうか?やはりそれは事実としてあった出来事なのでしょうか。それとも、何かしら私のような一般人にはわからない、とてつもなく大きな力が働いているからなのでしょうか?
 考えれば考えるだけわからなくなってくる出来事ですが、これについてはもう一つ理解できないことがあります。それは、この事実があったのか無かったのかという問題は別にして、これだけ国際問題まで発展している出来事の原因を作ったといっても過言でない記事の訂正を行っているにもかかわらず、相変わらず日本のマスコミは誰と誰が付き合っているとか、どうでもいいようなことを長時間報道しているにも関わらず、このコラムを書いている8月7日にはこんな重要な大問題をほんの少ししか報道しないことです。
 どうしてなんでしょう?もしかしたら、このことも私にはわからない何か大きな力が働いているからなのでしょうか・・・。