299話目のちょっと一息

 早いもので、とうとう今回で今年最後の「ちょっと一息」になりました。
 このコラムは2週間に1度掲載させていただいていますので、1年間で26話掲載させていただいている計算になります。そして掲載を始めてから現在データが残存し、数えられるコラムの数が今回の掲載で299話目となり、新年の第1号が300号になります。当初は広告予算の関係から、月1回程度の掲載しかしていませんがこの13年間、これだけ飽き性の私でも勝手な使命感を作り上げればこんなに長続きすることもあるんだと、自画自賛したりします。思えば私の人生の中で、これほどまでに長く続いたことが他に何があるかと考えますと、意外にも結構ありました。新聞配達などは10歳から始めて19歳までの9年間続きました。しかし、9年間と言えどもその回数にすればコラムよりも多くこなしてはいます。野球にしてもそうです。中学と高校の6年間ですが、新聞配達よりももっと長い時間活動していたので、時間にすれば長くこなしてはいます。時間でいえばこの会社を始める前は、一つの会社で約14年間在籍していましたので、期間的にも時間的にも一番長く続いたと言えます。そんなことを考えていますと、一番長く続くというのは一体何を基準にすればいいのか迷います。一般的には期間の事を指しますので、一番長く続いたというのは、日数や年数で計ります。ただ、先述のように関わる密度が違うものを比較するには、「一番長く続く」という一般の基準は当てはまりません。では誰にも疑う余地なく一番長く続くものは何か、と考えてみましたら、一つだけありました。それは自分自身です。それは努力を伴わないものかもしれませんが、好きであろうが嫌いであろうが自分は死ぬまで続きます。
 そんな本当にどうでもいいような事を書いていましたら、今年最後の「行」を迎えてしまいました・・・。